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Why The U.S. Diesel Crisis Is Only Getting Started
なぜアメリカのディーゼル危機はまだ始まったばかりなのか【10/16】
1年間のうち、もっとも需要のある10月を前にした米国のディーゼル燃料備蓄は1億800万バレル。このうちパイプラインその他の流通設備が機能するために
設備内に残されて取り出すことの出来ない8500万バレルを除くと2300万バレル。これは例年の63%の数字だが、これでも楽観的な見方である。
米国はこの季節を減少した安全マージンで乗り切ろうとしている。
意外なことに、10月の初週のディーゼル燃料の需要は減っていた。これには2つの理由が考えられる。
ひとつは、自前の予備燃料タンクを持つ運送会社が9月の高価格を見て購入を見合わせ、そのかわりに自社の予備を消費していること、
もうひとつは、高すぎる輸送費、燃料代を見て、運送を止めたり、建設事業を止めたりした業者が居たであろうということ。こちらは需要破壊という現象である。
この一週間ワシントンでは、ディーゼル燃料の再輸出を一時的に禁止するかどうかについて激しく意見が交わされたようである。
高騰した9月のディーゼル価格は、トラック配送された店頭の商品の価格にはまだ反映されていない、タイムラグは2,3ヶ月である。
この先冬に向かって、農作物の収穫機械の需要、年末商戦のための運送需要、暖房の需要が燃料を奪い合う。
中東情勢の改善や、ディーゼル燃料の輸出禁止措置がないかぎり、米国国内での事態は時間とともに悪化してゆく。
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