【東京】ゲンゴロウ 絶滅しました

東京都は、絶滅のおそれがある野生の動植物のリストを１２年ぶりに改訂し、
水生昆虫の「ゲンゴロウ」などが、新たに都内から絶滅したと認定されました。

東京都は、島しょ部を除く都内で絶滅のおそれがある野生の動植物のリスト
を１２年ぶりに改訂しました。それによりますと、都内では、井の頭公園など
多摩地域でかつて見られた水生昆虫のゲンゴロウが新たに絶滅したと認定
されました。

ゲンゴロウは水中を泳ぎながら小魚や昆虫を食べますが、生息する水田や
ため池が減ったため絶滅したものとみられています。

また、１２年前には多摩地域で見られた野生の菊「アズマギク」も都内から
絶滅したと認定されました。その一方で、淡水魚のカジカは、河川の水質を
改善する取り組みが進んだ結果、多摩川の下流域でも生息が確認できるよ
うになったということです。

絶滅のおそれがある動植物を保護する取り組みは、国連がことしを「国際生物
多様性年」と定めたことを受けて、国内各地でも進められています。東京都も、
今回改訂したリストをもとに、来年度、独自の保護戦略をまとめることにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100719/k1001581704...

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