どうよ

往年の名機の雰囲気を愛する中高年趣味人が
同時に最新の性能をも誇りたいわけだ。
焦点距離を変えるという写真の妙味よりも高級感のほうを取るんだ。
価格の高さで差別化を図るという種類の商品だなあ。孤独感が漂う。

「見かけだおし」という批判を免れるための高性能でしかないじゃないか。
成金趣味だ。

俺なんか趣味人といっても庶民的合理主義。
若者と同じような安いカメラを駆使して
老熟した自分なりの描写・表現をしている。
成金趣味の対極に立って質素な暮らしを愛している。

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