YESだけどそれだけじゃないよ
それなりにボカすには
1.焦点距離(mm)を長くする(目安として、28mm以上は欲しい)
2.絞り(F値)を開放にする(小さい値にする、目安としてf1.2〜f2.8)
3.被写体に近づいて、背景と距離をとる(撮影者<被写体<<<<<背景、な感じ)
X10は最も望遠でも28.4mm、対してX100は23mm。
同じ絞り値だったら、X10の方が若干ボケるけど五十歩百歩でしょう。
ちなみに28mmレンズを絞りf8に絞って3mのところの被写体にピントを合わせると、1.5m以上向こうはすべてピントがあったような状態=パンフォーカス=全然ボケない、になる(※許容錯乱円を35mmフィルム相当とした場合)。
ただし画角でいうと、X10は112mm相当で立派に[望遠]、一方のX100は35mm相当で[広角]の分類になる(今の時代じゃ標準レンズという人もいる)。
ここで一般的なレストランでテーブル挟んで向かいに座った人を撮るような状況を考えよう。
112mm相当だとほぼ顔面ドアップになる。画面内で顔面面積が多くて背景はなんだかわからない。お店の雰囲気も、しゃれた食器も全然写真に写らない。
一方、35mm相当だと、上半身を全部おさめてお店の雰囲気を感じさせるボケを表現しながら被写体だけにピントを合わせることができる。
顔面ドアップばっかり撮ってても面白くないでしょ?
だから同じ程度のボケ量なら、X100の方が楽しいと思うよ。
X100でドアップ撮りたければ被写体の鼻先に近づけばよいし(ただしあまり寄りすぎると鼻デカに映る)、もしくは撮った後にトリミングすればよい。
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