ニコンイメージングジャパンは、プロフェッショナル向けデジタル一眼レフカメラの
新モデル「ニコン D4」を発表。2月16日より発売する。
同社デジタル一眼レフカメラの新フラッグシップモデル。新たに、有効画素数1620万画素
の新開発ニコンFXフォーマットCMOSセンサーや、画像処理エンジン「EXPEED 3」を搭載。
従来モデル「D3S」と比べて、ベース感度がISO100になり、拡張設定時には、ISO 50相当の
減感設定やISO 204800相当の増感設定も可能となっている。
また、AEセンサーに新開発の「91KピクセルRGBセンサー」を採用。「アドバンストシーン
認識システム」の精度をより高め、光学ファインダー使用時にも人物の顔認識が可能とな
り、AF、AE、i-TTL調光、AWBの制御精度も一段と向上している。さらに、AFセンサーも、
新開発の「アドバンストマルチCAM3500FX」へと変更。AFポイントは従来と同じ51点だが
、11点(中央部5点+中段左右各3点)のフォーカスポイントはf/8対応となり、超望遠NIK
KORレンズとテレコンバーター(2.0×)の組み合わせ使用時にも高精度なAFが可能となっ
ている。また、新アルゴリズムの採用により、AF初動がより高速化しているのもポイント
だ。
動画撮影機能「Dムービー」は、1980×1080/30fpsのフルHD対応へと強化。動画撮影時の
撮像感度はISO 200から、高感度側は静止画撮影時と同様にISO 204800相当までの増感に
も対応している。また、撮像範囲を「FXベースの動画フォーマット」「DXベースの動画フ
ォーマット」「1920×1080 30fps/25fps/24fps クロップ」の3つから選択できるのも特徴。
「FXベースの動画フォーマット」は大きな撮像素子を生かして、美しいボケ味を重視した
表現を、「DXベースの動画フォーマット」と「1920×1080 30fps/25fps/24fps クロップ」
の撮像範囲は、焦点距離の短いレンズで被写体をより大きく写すことができる。
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