まず言っておくと、原理的に決定論は何の意味も持たない。
未来を完璧に知ることは不可能だし(物理的に)、仮に知れたとしたらそれで未来は変化するので決定論ではな無くなるからだ。
知れない未来は決まってないのと同じこと。
決定論が人間に果たす役割ってのは、君みたいな人間が、すでに起こってしまったことに対して、「あぁこれは決まっていたんだな」
と思わす程度の効果しかない。
君の思考はニュートン力学的決定論で固まってるが、もう少し量子力学とかカオス、複雑系といったものにも触れてみろ。
決定論ではかたれない事象が沢山ある。量子の世界は確率でしか無い。
そしてそれが嫌なら心理学とそれにおける入力と出力の概念に触れな。
心理学における様々な有名ワードがある。
吊り橋効果とか、窓割れ理論、後ナッジとか。
・体がゆらゆらしたり、恐怖を体感したら、相手に対する魅力度がまして感じる。
・汚い空間だと、自分も粗暴に振る舞うようになる。
・小便器に書かれたハエは無自覚に落とそうとしてしまう。
あと他に、運動は脳を鍛える一番手っ取り早い方法、BDNFが脳の神経を成長させる。
ダンスをするだけで認知機能がかなりアップする。
不幸になる人の、思考傾向
・反芻思考・同じことを何度も繰り返して考える。
・白黒思考・白か黒かはっきりさせないと気がすまない。
・無力感の強い人。
等など。これら全てが、君が書いていた「入力」に当たるだろ?
自分で考えて、選択路で決断した事だけが「入力」「出力」じゃない。
普段の何気ない習慣や、環境、その繰り返しこそが、一番大きな「入力」なんだよ。
一回の決断なんかで劇的に脳の構造が変化する事なんかない。
もし君が今不幸だとするなら、その決定論的思考に見切りを付けないと、まだまだ不幸になっていくよ。
もっともっと下の世界がある。
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