甘いものや美味しいものを食べてもドーパミンが分泌されるだけだし、
香りのいい紅茶やコーヒーでリラックスしてもアセチルコリンが分泌されるだけである。
酒やタバコのアルコールやニコチンが、セロトニンやアセチルコリンの代役を
果たすことで自律的な精神安定能力を奪うのと比べれば精神的な害は低いが、
やはり最上級の精神安定には貢献しないものだし、糖尿病や虫歯などの身体的害をも招きかねない。
この世に精神的なリラックスや快楽を促す手段も、それを欲する人間も多いが、
セロトニンの自己生成という最も根本的な精神の安定を欲する人間や、その手段となると意外と少ない。
古来よりその手段の王道であったのが座禅だが、座禅によってですらセロトニンの生成にまでは
到達できず、アセチルコリンの生成止まりに陥って禅病を患ってしまう人間がいる。
体操主体の現代ヨガとなるともっとひどく、今の日本ではほとんどアセチルコリン分泌による
リラックスを楽しんでいるような人間しかいない。だから本人自身の能力開発や、
健康な子供を産むための手段としてもそれほど有益な効果を発揮してはいない。
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