宮本武蔵も吉岡一門相手の殲滅戦で、 
 まだ幼い当主を真っ先に狙って奇襲で殺したという説がある。 
 ライオンのオスが自分以外のオスの子供を殺すのも、 
 「ライオンキング」のスカーにとってのシンバみたいに、 
 将来自分の立場を脅かす存在になりかねないから。 
 どちらも弱い相手ではなく、長い目で見れば自分よりも 
 強いかもしれない/強くなりかねない相手だから殺してるのである。   
 動物のオスがメスをレイプ同然で犯すのは、 
 ただ単にそうするしか能がないぐらいに頭が悪いからだし、 
 別にそれでメスを殺してしまうわけでもない。殺すということなら、 
 カマキリやコオロギみたいにメスが矮雄のオスを食い殺す事例のほうが見受けられる。   
 超人への志しを持ち合わせていない程度には、 
 精神的に萎縮退行してしまった状態を是認奨励しているのは間違いないじゃないか。 
 ちっとも勝手な解釈でもなんでもない、妥当な見解であるのみよ。   
 精神的なリタイア状態と、社会的なリタイア状態ってのはむしろ相反するものでな。 
 心の底で縮退を決め込んでしまっているような人間ほど、自信のなさのせいで 
 かえって現役のポストに拘泥し、老害と化しやすいのは前にも書いた通り。   
 超人への志しの持ち主ゆえに、そのような醜態を回避している人間は 
 どんな外見をしているのであれ、やはり尊敬に値するものである。 
 そういう人間はわりと多くいるし、半ば悟っていることもままある。
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