「３億円貰えるが、他人が死亡する」としたら…

これからあなたに非課税で３億円あげます。
ただし、赤の他人が１０人死亡します。
３億受け取りますか。

と聞かれたら、殆どの人間は喜んで金を受け取るんだわ。
その辺の平凡なサラリーマンも主婦も教師も警察官も皆。
３.１１で他人の死を悲しんでいた奴も。

人間の心は何よりも醜いという話。
人間性悪説を提唱。

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>>1
赤の他人だと心が痛むから、今迄の人生で出会った憎たらしい奴を10人選んで、そいつらが死ぬなら迷わず3億円貰うな。なんなら20人選んで6億円でもいいな。

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いや　実際一人づつ死んでいくのを見せられたら　途中でやめるだろ
世間が憎いからって　陰で藁人形に釘を打ったり　写真の眼に針を刺したとしても
その行為自体は　物理的には何の問題もないはずだが　
それを行なったり　思念している人間の魂が穢れていくんだよ

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>>14
家畜は昔は食い物ではなかったんだな
ライフパートナーだった
作物の畜養ではなかった
豚という食い物専門を押しつけられた家畜がいるが、日本では猪のままだった
畑を荒らすので鹿と同様に捕らえて喰った
中国文明の余波で家畜化して豚を喰ったのは南西諸島までだ
動力をあてにしなくなった現代では犂をひく牛も無用、荷を運ぶ馬も無用
じゃあどうして家畜がいるの？
現代では食うため、もしくは競馬で走らせるため
楽しみと欲と金のため
狩猟対象は赤の他人に類比できるが、家畜は仲間と同じ
それを殺して喰らう
いまさら野生馬、野生牛には解放しないで野菜なんかと同じように扱う
消費者にとっては赤の他人である
赤の他人を自在に出現させることができるのが現代かもしれん
人間は食生活にも理由や説明をつける
それが食文化なのだろう

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俺だったら余裕で受け取る！
他人の命10人だろ
俺には全然関係ないし

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俺が100円安い服を求めるせいで、どこかの綿花畑の奴隷労働で亡くなった少女がいる。
化学工場のタンクで中毒死したおっさんが守りたかった品質で、おれが昨夜食ったサラダが載ってた発砲トレーが作られている。

億どころか、俺らの家のちょっとした物の中に、人の命が練りこまれてる。
セメント樽の手紙」は現代も続いてるぜ。

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>>16
その考え方って何の宗教？
凄くカルト的な怖さを感じるんだけど。

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俺は貰わないな。
死ぬことになってる10人は赤の他人の俺に明日1億円ずつくれる人たちだから。

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>>15
数えたらあっさり20人オーバーした。
そいつら全員ファラリスの雄牛でいいわ！

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社会に出たら似たような奴ばっかじゃん。
奴隷商人のような経営者とか、役職ばっか。
社員が生活できなくても病気になっても知ったこっちゃないよ。

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