まあ、それを言うなら地方交付税を見ればよ~くわかるよね?
一人当たりの交付税額一位は島根県で48万4615円/一人、逆に最も少ないのは東京都で4139円/一人。
神奈川、千葉、埼玉、大阪に兵庫に愛知あたりは概ね10万円以下/一人。
仮に地方交付税を一律とし地方が現行のレベル(インフラから公共交通機関から教育機関から行政サービス全般)
を維持しようと思うと件の可処分所得から基礎支出を引いた『好きに使えるお金』は随分と減ることは必至。
逆に東京にも他府県並みの地方交付税(それこそ中央値でいいよw)が支払われると東京の人の
『好きに使えるお金』は随分と増えるけどね。
東京(に限らず大阪や横浜なども)は便利な生活を享受しているのだから不便な地方を思えば多少の不条理は当然
などと言う人がいるけれど、税制改正で多少はマシになったが、かつては相続税で3代で家が無くなるなどと言われたように
好き好んで上京した人ではなく偶々生まれた場所が東京(や大阪などの大都市)というだけで莫大な固定資産税や
相続税が課されていたわけで、その上、10倍以上の交付金の差・・・数年前に千葉の住民が原告になって交付税格差を
提訴した気持ちがわからなくもない。
可処分所得から基礎支出を引いた『好きに使えるお金』が多いだの比較的ゆとりがあるだのは誤解を恐れずに言えば
都市部からの援助で成り立っている。そのことは自覚するべきなんじゃないかな?
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