日電協から協力要請が出ていたパチスロ4機種の「サブ基板交換」をめぐり、全日遊連が4月30日付で
傘下の都府県方面遊協に発出した文書を5月14日になって撤回していた問題で、撤回理由のひとつに
交換方法が詰め切れていなかったことがわかった。
5月23日に都内で開かれた全日遊連理事会後の定例記者会見で報告された。
日電協から協力要請の連絡が全日遊連に入ったのは4月21日。過去にサブ制御基板に不正ロムとの
交換事案が確認された3社4機種についてサブ基板の交換の伴う点検作業の実施が伝達されていた。
対象機種(型式名)は『パチスロ北斗の拳F』(サミー)、『パチスロ北斗の拳転生の章ZA』(サミー)、
『オスバンチョウ2Q』(大都技研)、『バイオハザード5Z』(エンターライズ)。
会見で平川副理事長は、今回の交換作業に稼働停止が想定されていること、しかし具体的な方法が
示されていなかったことを報告。「稼働停止期間がどういうふうになるのかも含めて今後日電協と
しっかり協議し、組合員の皆さんにはきちんとした形で説明をしたい」と述べた。
また青松理事長は、「(基板交換は)やらなきゃいけないのが大前提」と強調。できるだけ早期に実施したい考えを示した。
一方、「今回の文書にはゴトとは書かれていない。きわめて巧妙な不正サブ基板が出回っているということだが…」
との記者団からの質問に平川副理事長は、「個人的には同じような感じを持っている」と応じつつも、
「ホールが被害にあう事案である以上、メーカーにきちんと検査してもらう必要がある」と述べた。
西事務局長は、「いずれにして本件は公安委員会マター。メーカーが公安員会から説明が求められている」と補足し、
今回のサブ基板交換が行政指導に基づいていることを報告した。
http://web-greenbelt.jp/news/detail.php?n=0000692...
返信する