>>3 【捕らぬ狸の皮算用の解説】 【注釈】まだタヌキも捕らえていないうちから、タヌキの皮を売って儲ける計算をすることから。 タヌキの皮は防寒着として、昔は高く売られていたらしい。 「算用」とは、金銭の額や物の数量を計算するという意味。 「捕らぬ」は、「取らぬ」「獲らぬ」とも書く。 【出典】 − 【注意】 「皮算用」を「革算用」と書くのは誤り。 【類義】 穴の狢を値段する/生まれぬ前の襁褓定め/海も見えぬに船用意/沖な物あて/沖のはまち/ 卵を見て時夜を求む/長範があて飲み/飛ぶ鳥の献立/儲けぬ前の胸算用 【対義】 − 【英語】 Catch the bear before you sell its skin.(毛皮を売る前に熊を捕らえよ) Don't count your chickens before they are hatched.(卵がかえらないうちから雛鳥の数を数えるな) 【例文】「来年のお年玉をあてにしてゲーム機を買うだなんて、獲らぬ狸の皮算用というものよ。まだもらってもいないのに」