醜く変貌した蜂子皇子 白山島(はくざんじま)と由良海岸
山形県鶴岡市の沖合には、約3000万年前に玄武岩が噴出して形成された無人島が浮かんでいる。
由良海岸の砂浜から島までは、長さ約170mの歩道橋が架けられており、歩いて島まで渡ることができる。
島の形こそ違えど、海岸から伸びた橋の欄干は眼にも鮮やかな朱色で、福井県東尋坊の近くにある雄島とそっくりである(雄島に関しては
前スレ
>>169を参照されたし)。
奇しくも別名は『御島(おしま)』だとか。因果なことに、雄島同様この白山島も自殺者の亡霊が出没するスポットとして有名らしい……。
ちなみに本土の由良海岸にはこんな伝説が残されている(てか島ネタじゃないんだが……)。
推古元(593)年、出羽三山の羽黒山・月山が開山され、推古13(605)年に湯殿山が開山された。
この山に霊力を感じ、修験山として開らいたのが、崇俊天皇の第三皇子・蜂子皇子(波知乃子王)。
蜂子皇子は、父である崇俊天皇が蘇我馬子の配下・東漢直駒(やまとのあやのあたいこま)に暗殺されたため、
馬子から逃れるべく丹後国由良(京都府宮津市由良)から船で北上した。
ここにたどり着いたとき、八乙女浦にある舞台岩と呼ばれる岩の上で、8人の乙女が笛を吹き、舞いながら蜂子皇子を迎え入れた。
上陸すると3本足の霊烏(ヤタガラス)に導かれ羽黒山へとたどり着いたとされている。
蜂子皇子は能除大使(民衆の悩み苦しみを取り除く高僧)や弘海などの名を持ち、羽黒山を開いたのちは、地元住民の面倒をよく見、
それらの苦しみを一身に背負ううちに、画像のような醜い顔になったと言われる。
ひーさんの散歩道 白山島/由良海岸
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