夢に出てきた人が亡くなるというリアル夢枕は、あまり珍しいことではありません。
例えば、50年に1度夢に見た人が、その日の晩に亡くなる確率は簡単に計算することができます。
夢に出てくる可能性がある人を100人、その人を50年に一度だけ夢に見て、その人が50年以内に亡くなる可能性を2分の1とします。
今夜ある知り合いの夢を見る確率は365日×50年分の1で18,250分の1。
今夜その人が亡くなる確率は365日×50年×2分の1で36,500分の1。
この2つを掛け合わせると、知り合いの夢を見てその人がその日に亡くなる確率が求められます。
その確率は666,125,000分の1で奇跡的な偶然となります。
しかし夢に出てくる可能性のある知り合いは100人と仮定したので、これを100倍し6,661,250分の1に。
さらに今後50年間では365分の1になります。
日本の人口のうち幼児などをはぶいて、自分で偶然の一致を報告できる人数を8,000万人と見積もると、
今晩日本のどこかで誰かの夢を見て、その人が死んだという経験をする人は12人になります。
1年間だと4,383人になります。
さらに数日後に死んだ場合も入れると、どんどん確率は上がっていきます。
つまり、虫の知らせやリアル夢枕は人間の錯覚なのです。
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