神は 生物のDNAに言葉(遺伝情報)として書き込まれています。
地球のあらゆる植物や生物 微生物に。
現実に 冷静に 科学的に見て 我々は死んで分解され
量子的には いずれ微生物にとりこまれ やがて食物連鎖により
いつかはまた精子となり卵子となり蘇るのです。
キリスト生誕からたかだか2千年ですが、
縄文人は一万年以上前にも、このDNAのサイクルを理解し
子供や愛する人の死に対して 犬を一緒に埋葬し花を供え、
いずれ来るであろう復活を祈っていたそうです。
日本人は古来から死は常に身近にあって
この事実をDNAレベルでなんとなくでも理解していたので
武士はもちろん 百姓、町民でさえ 死を恐れなかった。
恐れるのではなく 当然来るべきものとして 迎え入れる覚悟のようなものがあった。
ところが、日露戦争勝利くらいから誤った方向に突き進んで ボロボロになって敗戦をむかえ、
欧米の「唯一絶対神、天使と悪魔、死は忌み嫌うべきもの、Go to hell 金さえ出せば免罪符で天国」的な思想に染められて
死を忌み嫌い、日常から遠ざけ 目先の快楽ばかりにふけり 考えないようになってしまった。
DNAは一つ一つの細胞はみな同じで、
ではなぜその同じ細胞が目になったり胃になったり指になったりするのか?
それが現代でもまだよくわかっていなくて
エピジェネティックスという学問として 今少しづつ解き明かされてきています。
何十億年と受け継がれてきた生命のDNAの言葉
それはこんなちっぽけな地球というたった1個の星でただただ「偶然」に生まれたと
数学的、確率的にも考えるほうがおかしいとほとんどの科学者が認めています。
DNAは宇宙からやって来て このはるかな宇宙に散りばめられているのです。
我々は一人ではないのです。全て実は繋がっているのです。
しかし、たかだか80年ぐらいの人生では この不思議な世界をとうてい理解などできようはずがありません。
儚いという字は 人の夢と書くのです。
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