“越山会の女王”を救えなかった元・超能力サラリーマン
http://dailycult.blogspot.com/2010/04/blog-post_6656.htm... 田中角栄元首相の秘書で、田中の政治団体「越山会」の“女王”とも呼ばれた佐藤昭子氏が今年3月に亡くなりましたが、
晩年の佐藤氏が「超能力サラリーマン」に頼っていたと、今週発売の週刊新潮が報じています。
「超能力サラリーマン」とは、手をかざすだけで病気を治せると称する高塚光氏。
週刊新潮(5月6・13日合併号)<最期は「超能力サラリーマン」に頼った「越山会の女王」>によると佐藤氏は08年
肺がんで余命3〜4カ月と宣告されていたおりに高塚氏に出会い、ヒーリングによって「末期がん」が治ったのだそうです。
ところが今年3月3日に佐藤さんの容態は悪化。
高塚氏は病院でもヒーリングを行ったそうですが、11日に佐藤氏は亡くなりました。
高塚氏の講演を告知するサイトには、高塚氏の経歴について、このように書かれています。
【タカツカヒカルの心と身体のシンポジウム】
1950年、山口県生まれ。法政大学文学部哲学科卒。
38歳の時、危篤となった母親の心臓破裂を消滅させ、突如、薬も器具も使わずに「人が人を治す力」であるヒーリング能力が顕在化し、
皇室から政財界にわたる多彩な人脈が形成され、著作業、広告業、企画業などさまざまなビジネスを展開する中で、特異能力による
ボランティア活動をはじめ、医師や科学者をまじえて人間に潜在する能力の研究や啓蒙活動を行っている。
破裂した心臓すら治せるという超能力なのに、佐藤氏の病気は治せなかったわけです。
週刊新潮の記事では、いったんはがんが治った(かのような)コメントや、「メンタルな面を支えてくれた」とする遺族のコメントが登場していて、
いちおう美談っぽく読めなくもありません。
でも、高塚氏が佐藤氏の病気を治せなかったという悲しい事実がはっきり書かれています。
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