案の定、お花畑B層が、「夢を見ただけだからいいんじゃないか」とか、
「たつき先生は悪くありません」という、あまりにも浅い擁護を始めていますが、
たつき諒の戯言がどれだけの人に迷惑をかけているかということを分かっていないんですよね。
前の3.11にしても、「当てた」という…まあいわゆる「ストックスピール」
「レトロフィッティング」という心理学の手法ですよね。
簡単に言うと、拡大解釈で「当てた」という風に思わせただけなのですが、
それを一切否定もしないで、『完全版』を出して売る。
「当てた」というのは、「何年何月何日何時何分、どこどこでこういう地震が起きます。
マグニチュードいくつで、震度いくつです。それによって何万何千何百何人が亡くなります」
と、そこまで言い当ててこそ「予言が適中した」と言えるんですよ。
アバウトな拡大解釈で、「ちょっとその月に何かあった」みたいな当て方で
「当たった」と言い張って、そこからさらに増刷する。
結局、『私が見た未来 完全版』』は100万部以上売れて、印税を1億円以上荒稼ぎ。
さらに6月15日には、『天使の遺言』という新刊までいけしゃあしゃあと出しました。
あからさまな銭ゲバの不安商法で、「7月5日までに儲けとけ」って話なんでしょうね。
しかし、気象庁長官まで出てきて会見する騒ぎになったり、中国や香港の航空会社が
日本への飛行機の路線を減便したり停止したり、そういう実害が生じて「たつき諒を訴えたら」
みたいな話が出たために、本人は突然ビビって日和って、「捉え方は読者次第です」とか、
「編集部の人が勝手に書き換えました」とか、「何にせよ防災意識が高まるのは良いことだと思います」
等と責任逃れの発言をし始めていますが、編集部が書き換えたにしろ何にしろ、
本の帯に予言っぽいことを書いて、それを黙認しているわけですから。
「3.11の地震を当てた」ということも全然否定せずにね。
で、元々の発信源はたつき諒ですから、やはり、たつき諒が一番悪いんですよ。
それをファンとかお花畑B層は「たつき諒先生は悪くありません」「出版社が悪い」
「乗っかって視聴率稼ぎをしようと拡散したYouTuberたちが悪い」「そもそも信じる方が悪い」
「トラスト・リテラシーが低いアホだから信じる」「エンタメをエンタメと思えない人間が悪い」
等と言いますが、いい歳した大人たちが信じてビビってしまっていることに関しては、
確かにそのとおりだと思います。
でも、小中学生とか、幼稚園児とか…まだ知識もリテラシーも育っていない子供たちが
怖がってしまうのは、仕方ないことじゃないですか?
それでも「信じて怖がる方が悪い」のでしょうか?
で、その一番の発端を作ったの誰ですか?
その根も葉もない、「自分が見た夢で」みたいな戯言で。
それで「作者に責任がない」というのは、全くおかしな話ですよね。
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