TS030 hybrid Pole to Win

>>83
起こり得る死のリスクを承知して参加する事が前提にあるレース中に起こった単独死亡事故と、
市販車の開発テスト中に開発ドライバーのトップが“公道で対向車を巻き込んで起こした交通事故（相手の車のドライバーも重体になった）”とを、
同じ次元で語る事は出来ない。

それに、ホンダの空冷エンジンのマシンが起こした事故の件は、
今とは時代が違うから安全性の水準が大きく違うし、
加藤大治郎とマルコ・シモンチェリの件は二輪のレース中の事故だ。

トヨタが責められるべき同業他社との経営体質や経営理念の違いとして、
“日常業務内において（製品の開発業務の最中に）一般社会へ危険を与え得る事が常態化していたのか、否か？”という事がまず存在する。

「レース中に起こった不幸な事故」と「公道上でのテスト業務中に、開発責任ドライバーが対向車を巻き込んで起こした死亡事故」は、根本が違う。

経営体質として、これらの違いを理解していなかったならば、
反社会的な“許されざる企業”として責められても仕方がない。

自分中心の物事の捉え方に、経営体質の問題点のすべてが表れている。

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