古い木造アパート

三畳か四畳半、小さな流しが付いていたりトイレが共同だったり。

電球一つのせまい部屋にいろんな奴が集まって酒を呑んだり語りあったり。
電車が通ると窓ガラスが大きく揺れたり雨が屋根をうるさく叩いたり。

昭和の若者はそんな古い木造アパートから学生生活を始めたもんじゃ。
家賃はいくらじゃったかのう・・・携帯電話もインターネットもコンビニもない時代じゃ。

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今、このような物件をリニューアルすれば
新築のマンション以上の家賃。
入居者が同じレトロ的な価値観があり
満室のアパートがある。
バスやキッチン、トイレは最新式だけどね。

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でも、夢があったよね。
一晩中語り明かしても終わらぬ未来への夢が・・・

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学生？　うちは家族４人で三畳だったぞ。　二階の端っこでさ、トイレはもちろん共同、
流しも共同、建物の外に蛇口が３つくらいあったかな？　
４段くらいの洋服ダンスとその上に置いた茶箪笥、ミカン箱を伏せた机があった。
食事用の丸テーブルと火鉢は寝るときには廊下に出した。　押入れは天井から吊った棚だった。
それでも向かいの部屋は６人家族だったらしいからそれよりまし（小さい頃で覚えてない）。

小学校に上がる頃、４畳半に引っ越したけど広いのに驚いたもんだ。

今は４ＬＤＫに３人家族、ウォークインクローゼットや玄関ホールでさえ三畳はある。
今は田舎住まいだけどね。

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>うちは家族４人で三畳
そんなので夫婦の営みはどうやってんだ？　ってか家具があれば、大人二人分さえ布団を敷けないんじゃないか？

かな〜り昔の東北唯一の大都市の話だが……。
学生時代、友人のアパートが６畳一間で流し付き、風呂無しトイレ共同だったけど、
「風呂無しトイレ共同」って時点で俺には無理な物件だったよ。
冬なんて、水道管が凍り付いて断水状態。友人は、たまたまヤカンに入れてた水で暮らしてたわ。
そんなの、無理無理。
それでも、当時の家賃は２万ぐらい払ってたと思う。
俺は風呂トイレキッチン付き６畳一間で２万８千円だった。木造じゃなくて、軽量鉄骨だったけどね。
ビデオも、携帯どころか電話もネットもパソコン（８ビット　高くて買えない）も無くて、本とラジカセとテレビしか無かった。
本だけは、読みまくったけどね。エロ本含めて。エロ本は読むんじゃなくて見るものかな。

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