人間たちが去った後の海岸ステーションを守っていたロボット、チップ。
海岸ステーションを訪れたゴードたち一行と対面するや否や、
「サルハ、ワレワレノテキ、サルハ、ワレワレノテキ…」
と呟きながら小猿ペペを捕まえていきなり締め上げる。
ゴード:「放してやってくれ、ペペは仲間なんだ」
チップ、人間の命令なので渋々従うも、その後も引き続きあからさまにペペだけ差別する。
たとえば、食事の際にゴードと次郎のコップにはかいがいしく水を注いで、ペペの前だけ素通り。
たまりかねたペペが「ねえ、ペペにも…」と言ってもガン無視。
そのくせ、ペペがパスタを手づかみで食べようとすると…
チップ:「オギョウギワルイコト、スルナ」(ぺペの腕を捩じ上げる)
次郎 :「チップ、放してやれよ。ペペにフォークを使わせる方が無理なんだよ」
チップ:「ココノヒトタチハ、テデタベマセンデシタ」
次郎 :「だからさあ、ペペは猿なんだよ」
チップ:「!…サルハ、ワレワレノテキ、サルハ、ワレワレノテキ…」
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