>>6  駆逐艦の仕事は結構いろいろあって一口で言うのは難しいです。 
 時代状況と相対する兵器の種類によって仕事はいろいろ変わってきました。 
 それと日本の駆逐艦は諸外国とはチョッと変わった発展を遂げてきました。   
 まずは飛行機が戦艦の脅威になる前の時代です。 
 戦艦は海軍力の主力でした。 
 その時代、海戦で戦艦を沈めることが出来るのは  
 同じ戦艦同士の巨砲による砲撃か機雷か水雷艇の発射する魚雷くらいでした。   
 水雷艇は戦艦より小さくてすばしこいので(戦艦の相手は戦艦です)  
 戦艦の巨大な砲では 水雷艇を防げません。 
 そこで 水雷艇を追い払ったりするために、足が速くて水雷艇より武装が強い 
 駆逐艦が活躍しました。駆逐艦も魚雷を積んで戦艦に雷撃したりします。 
 またWWⅠでは、新兵器である潜水艦を追い払う役目も増えました。   
 第一次大戦が終わると  
 海軍軍縮条約が 戦勝国である米英日仏伊で決められます。 
 建艦競争が経済の負担になるので軍縮するのです。 
 主な対象は 海軍力の主力である「戦艦」を減らす事です。 
 ここで日本の仮想敵国であるアメリカと日本では米10に対し日7という 
 割合しか戦艦の保有が認められなくてしまいます。 
 ただし駆逐艦や潜水艦、また当時は海のものとも山のものともつかぬ 
 飛行機を運用する航空母艦の制限には抜け道がありました。   
 そこで日本は「漸減邀撃作戦」というスタイルでアメリカに対抗する事にします。 
 これが日本の駆逐艦にどんな変化を与えるかといいますと… 
 今日は この辺まで。
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