>ソ連(ロシア)の兵器は、軍用機にしろ戦闘車両にしろ、人間を軽んじている風に感じる。
どうかなあ、先のいくさではドイツも日本も似たり寄ったりだったけど、
「人命軽視」というより「技術優先主義(あるいは信仰)」のほうが大きいんじゃないかなあ。
主旨をはずれるけど、日本だって原発事故の処理に関してそんな考えが強いと感じた。
フクシマの被害者が5〜10万人なら見放してもいい。1億二千万国民の利益が正義みたいな…。
「年間50ミリシーベルトなら胎児だって生活習慣病や通常で起こる癌のリスクとかわらない」
これが飯館村村民への国の説明。技術的には合理性があるけど、さすがに驚いたよ。
これはサイパン、沖縄での軍部の考え方と、そのてんまつにとても似ている。
ちなみに人命軽視のソビエト・ウクライナのチェルノブイリ救済法は、その文頭に
「1986年に生まれたすべての子どもたちには決して年間1ミリシーベルト以上の被曝をさせない」
とある。これは法律というより悲壮な決意表明といったもんだったんだけど、
ウクライナ国民への檄でもあったんだ。
そのウクライナで強制退居になるような場所で子育てをしている家庭がいっぱいある。
国柄というもんは容易に変わらないもんだよなあ。
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