>>36それは周辺国との軍事バランスの上での商業的な成功の事でしょ。
以下性能の話。
要撃戦闘機の選定で一番大事な事って
揉め事が起こり得る場所に一刻も早く行って
敵機より高速高高度な位置で相対できるかどうかですよ。
MIG-31が今でも現役の戦闘機として有用なのは
レーダーの性能が良くって行動半径と速度と上昇力が一級品だからです。
F16は作戦半径と搭載能力や他国への侵入能力が限定されているので
どんなに最新アビオニクスが満載でも他国に与える脅威が少ないので
買い易いし売りやすいのです。
空での陸でも、明らかな侵入者には手ひどい打撃を与えたれます。
でも例えば日本で使うにはF-2でギリギリ・・どうかなぁ
素のF16じゃ新型でも日本では要撃機としては使い物になりません。
以下コストの話
コストの面でいうと10機と50機なんて極端な話じゃなくって
高い戦闘機と作戦範囲や速度で劣る安い戦闘機を10機と15機で比較
地上設備とスタッフを安い戦闘機でも高い戦闘機でも一機あたり同等だと仮定したら
つまり運用コストは安い機体を増やすと1.5倍に上昇する。
一番高価で貴重な部品であるパイロットの養成費用が1.5倍
バンカーの数と整備スタッフと機材1,5倍
食堂と売店のおばちゃん1.5倍
それだけかけてアラートに上る二機の戦闘機が例えばF15でなく
上昇力と速度で劣るF16のダウングレード機でノロノロお出迎えだとかありえんでしょ。
そして大金かけた日本の優秀なパイロットが損耗する可能性が跳ねあがる・・・
これが何より一番痛いのです。
行動半径がどうしても不足する場合、基地も増やさなきゃとなると
飛行機が多少安くて浮いた分の費用など全く消し飛ぶのです。
要らない機能を全部付ける必要はないけれど
安くっても飛行機としての素が劣る機体をあえて選ぶメリットは全く無いのです。
F35で大丈夫なんか?って声が出るのは
日本はハイローのローを選んで得な事がありえるの?
という至極まっとうな心配からなのです。
T50とその発展型はF35を超える能力で日本の防空網を脅かすかもしれんのよ
マジで
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