ダットサン 2代目ブルーバード(P410初期)
←の縮小ナシ画像→
http://bbs63.meiwasuisan.com/img/arms/12733347290007.jp... 1963(昭和38)年9月に2代目にフルチェンジ
P312と基本同じ1000と1200ccエンジンだが、ボディを日産初のフルモノコック化
(日本初は'58年のスバル360)
この為、共通部分も多かったダットサントラックとは離別
(ブルとダットラの兄弟性廃止。410ブルに対する420ダットラは無い)
先代より全長と輪距が約100mm長く大型化したが、モノコック構造化で車重はほぼ同一
最大の特徴はピニンファリーナによるデザイン
フロントはフラットデッキスタイルのライトとグリルが横1列に並ぶ最新スタイルとなり
丸みはあるが太いCピラーと相まって彫刻的で力強いデザインへ。鍵穴状のテールランプも個性的に
しかし、この独特過ぎるデザインが評価として逆に作用
特にサイドのラインと共に後方で下降する「尻下がり」が不評で
これが410系ブルを最後まで苦しませる事に
尚、2代目にはP410とP411があり、以降に変遷を並べる予定
本画像は最初のP410で、右のカタログも登場時に提供されたもの
「ステヤリングホイール」など表現に昭和感が(リンク先は全て読める解像度)
グリルは格子の模様が独特で、右下の拡大写真を見ると
横桟のコの字の押し出し材を縦6本の柱に溶接して組み合わせている
たぶんサプライヤーの職人による手作業と思われ、昭和時代の町工場の仕事が見えてくるよう
横桟は大きく湾曲してるので、大量に作りつつの精度出しが大変そうだ
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