>>15 EOS5Dで撮った画像をピクセル等倍にして見ると、
花火の光跡のところどころに、黒い隙間が空いてしまいます。
そこでキヤノンのサービスセンターで確認してもらったところ、大枠で次の様な回答でした。
「この現象はCMOSの画素が欠損しており、ポートレートや風景といった通常の光線状態の撮影においては、
欠損した画素の周辺の画素から要素を取り出し、画像処理エンジンの部分でそれを保障して目立たないようしている。
ただし、花火のようにその画素の周辺が極端に違う色の場合
(当然花火の撮影においては光点の周辺は黒になる。)
画像処理エンジンで保障しきれず、こういった現象が発生する。」との事でした。
念のためCMOSセンサー及び画像処理エンジンを全て交換してもらったのですが現象は変わりません。
また私の周囲の花火撮影仲間でCanonのデジタル一眼を使用している方々に確認したところ、
5Dだけではなく、Canonの他の機種でも全てこの現象が発生していることが分かりました。
そこで再度Canonのサービスセンターに確認したところ、以下のような回答でした。
「現状のCMOSセンサーの実力、及び画素欠損補正原理により、この現象はどうしても
回避できないものである。」との言葉があり、さらに修正するつもりは無いのか聞いたところ
はっきり「無い!」との言葉でした。
さらに突っ込んで、Nikonで写る物がなぜCanonではきちんと写らないのか尋ねると
「それではこの現象が気になるようであれば、どうぞNikonをお使いください。と開き直る有様
とても何年か前に新聞の一面広告で花火の写真を使って宣伝を行っていたメーカーの言葉とは思えません。
確かにCanonのDIGICエンジンは低ノイズで非常に優れた画像処理システムとは思いますが、
「そこにある物が写らない」次元まで補正をしてしまうのはいかがなものでしょうか。
メーカーにとっては私のように花火の撮影をメインにしているユーザーなど少数派で、
「一々そこまで考えてカメラを作っていない」と、突き放された思いでいっぱいです。
いずれにせよ現状の仕様では、基本的にCanonのデジタルは花火撮影となると、
実用に耐えうるものでは有りません。
決してCanonを貶めるつもりは全くありませんが、一ユーザーとして、この現状を放置するのも忍びなく書き込みをいたしました。
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