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レンズ交換式薄型カメラの楽しさ
レンズ賞味の新時代
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063 2012/01/06(金) 00:11:19 ID:kDL6u/J2Jc
その2
記録媒体をあらかじめ設置しておくことが時間を省く手立てと考えられました。
ロールフィルムの時代になるとこのことは必然的になりました。1本の帯状の
媒体に何コマも記録するのですからいちいち設置するというのは無理でした。
一方で撮影する画像を撮影直前まで確認したいという欲求も満たす必要がある。
そこで2つの方向にカメラは分化していきました。
1つは撮影前の画像情報を別の光学系で確認する方法です。距離計連動カメラは
独立したファインダーを持つことによって撮影前に画像情報を得るための仕組み
でした。ただ、撮影用の光軸とファインダーの光軸が一致しないのでそれを補正
する仕組みが不可欠でした。パララックス矯正機構がそれに該当するのですが、
これには限界がありました。いわゆる超望遠レンズといわれるレンズの領域では
その機能が働かないのです。距離計連動カメラは望遠域を捨て去ることで現在も
生き続けているのでしょう。
ここまではよろしいでしょうか。
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