新ジャンルカメラにふさわしい呼称諸案を見てみよう
A) EVIL(electronic view-finder with interchangeable lens)
「evil」が英語で「邪悪な」という形容詞なので「EVIL」は受け入れにくいらしい。
「EV-IL」でどうだろう? 「EVF-IL」ならもっと解りやすい。
(イーヴィーアイエルは発音しやすいと思う)
B) コンパクト・システムカメラ
用途・機能を的確に表現している良案。
C)レンズ交換式薄型カメラ
面白味はあまりないかもしれないが「薄型」というところは核心を射ている。
D)レンズ交換式コンデジ
用途・機能を解りやすく言っており、実用性が高い。
このように新ジャンルカメラは「一眼」などと粉飾しないでも立派に存立し、
洋々たる前途が拓けている。製品として巧い狙いをもつ新案である。
始めからこんなふうに独立した呼称を名乗っていれば良かったのである。
新ジャンルカメラの斬新さと将来性を技術陣は確信していたであろう。
粉飾がお得意の事務系社員らは単に、
マウントを一新して売り上げ、利幅が大きい、女性に売り込みやすい、
くらいの見方しかできていなかったらしい。彼らが新ジャンルカメラを貶めた。
「一眼」呼称に固執せざるをえない理由があるのか?
1)発案者の体面を慮る?
さる高名なコピーライター(「女流一眼隊」タレントの夫)の関与を
憶測する意見はいわゆる「うがちすぎ」だろうと思うが、
そういった縁故的雰囲気の業界だと多くの人が感じているのは事実だろう。
2)責任問題を恐怖している?
このような大誤算を誰も異論なく通したのか?
カメラを知らぬ者らで固めた事務系の部署が幅を利かせているのだろう。
責任問題は必至だが誰も責任をとろうとしない。
そうなると社全体が白眼視されることになるがそれでもいいのだろうか?
今後の去就が見ものである。
画像はよく目立つ目印として付けました。
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