これ、見た目が良くない。どうしてj4のデザイン言語を捨ててしまったのか頭を抱えるよ。
まず一つにはボディとレンズとのデザインに一貫性が無いという点ね。
j5が良くないのは、クラシカルなボディに茶筒&コンデジのような見た目の標準レンズが付いてること、デザイン言語が衝突し、統一されてい
ないんです。
これがオリンパスの電動標準ズームのようなやつなら話は違ってくるでしょう。
実はもっと深刻な問題もあります。
それはこのj5、クラシカル感とはいわれているものの、それを追及した物には見えないってところです。つまり、洗練されていない、ダサいってことです。
いくつか具体的に指摘をしましょう。
まず、電源スイッチ周りに代表されるダイアル群の醜悪さ。
そして、無理にシェイプアップしたのが明け透けな右側ボタン及び液晶左側面とのデコボコボディライン。
加えて、ボディカラー:シルバーの海苔巻き/おにぎり感は、やっつけ仕事の典型例として広く記憶されなければならないでしょう。
こうしてみるとj4のデザインが、最良とは言わずとも(操作性がひどいので口が裂けても最良とは言えない)、いかに審美的良好性を具備していたかが思い起こされますね。
埋め込まれたダイヤル、シンプルなフラットボディ等々、あのライカTをほんの少し彷彿とさせるものではありませんか。
どうにも、打ち捨てられたj4の意匠の方がよほど希望を見い出し得ますよ。
そもそもnikon1自体「アドバンストカメラ」を自称しているわけで、クラシカルな装いはブランドイメージからして矛盾するものです。
この点から見ても、j5の懐古趣向はあっさり放棄した方がいいと思います。
つまり、「アドバンスト」なJ4/v2路線に立ち帰るべきなんですよ。
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