>>38   センサーが感応した階調が、 
 (0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10)の0+10段階として、 
 これをグレーの0%(白)〜100%(黒)に置き換えます。   
 出力側の階調再現性能が0+5段階と、再現能力が少ない場合であっても、 
 (0,  1,  2,  3,  4,  5)と割り切れるので 
 (0, 2, 4, 6, 8, 10)となって格段一定の綺麗な階調が再生されます。 
 ところが 
 (0, 1, 2, 3, 4, 5, 6)だったらどうでしょう? 
 10段階を6段階に変換する=1.6666666…、割り切れません。 
 四捨五入して1.7ピッチで0+6段階調を作ります。 
 (0,  1.7,  3.4,  5.1,  6.8,  8.5,  10.2)では0.2オーバークォリティ。 
 それで、どこかで帳尻を合わせます。 
 (0,  1.7,  3.5,  5.1,  6.8,  8.6,  10)と二箇所0.1加えます。 
 その3.5と8.6の部分で滑らかさが途切れるのでトーンジャンプが起こるのです。   
 理屈はともかく、簡単な解決方法をひとつ。 
 出力側にとって滑らか過ぎる連続性を、階調全体で「均等」に損耗させるのです。   
 例えばフォトショップのフィルターで「ノイズを加える」を適用する。 
 ただし0.2〜0.3ピクセル程度です。これくらいですと出力のクオリティに影響しません。 
 それでも気になるのなら、空だけをマスクして適用すれば良い。 
 印刷から高精細プリントまで、ほとんどの出力で解決しますよ。   
 ご注意願いたいのは、 
 実データでジャンプが起きているのか、モニタやプリント出力で起きているのかを分別してください。 
 出力側で起きているなら、出力側の性能によっては解消します。 
 で、いいんだと思います。
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