>>76 修理と言っても所詮、個人の素人には作業内容に限界がありまして。
この数年で大体、60本ぐらいのレンズを分解してみましたがそれで分ったのは私が扱えるのは構造が簡単な古い単焦点レンズだけということですね。
更にその中身で光軸やピントの調整用に位置が調整ができるようになっている箇所の硝子レンズは分解NGです。
パチンと溝にはめてリングで定位置に固定する箇所の硝子レンズのみ外して清掃してます。
前玉、後玉は大体が位置が固定でして、中玉の3枚目とか後玉の4枚目が調整用になってる事が多いように思います。
今回のFlektogon2.4/35は6枚のレンズが入っていて前から2枚目と5枚目が調整用に位置決めがあり今回、いきなり
脱落してきた3枚目は位置固定のレンズだったので修理できたと言う訳です。
調整用のレンズの位置が不用意に分解されて狂っていたとしたらコリメーターとか専用の検査機器がないと無理じゃないでしょうか。
殆どの古い単焦点レンズは調整用の硝子レンズを外さなくても絞り羽根にアクセスできるので前玉と後玉さえ外れれば殆どのメンテナンスは可能じゃないかと思ってます。
と言うわけで今回のFlektogonの修理前と修理後の写真をUPします。
全然違うじゃないですか!(笑)修理前はボヤボヤで酷いボケですね。
機械弄りは割りと得意なのですが写真はホント、初心者でして、お恥ずかしい限りです。
もう少しでこんなボケボケの写真を見せながら「やはりCarl Zeiss Jena を代表する銘玉と言われるFlektogonだ!独自の味のあるボケ味だな」とか書いちゃう所でした(笑)
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