
否定派は多摩地区在住だって、何度も公表しているから。   
 俺が実際に行ってみてあまり悪い印象を持たなかったのは、 
 旅行で立ち寄っただけのよそ様だからというのももちろんあるが、 
 「人並みである」ということが病気の治療のためにも重要であるのを知ったからだ。   
 近所の評判だとか迷惑だとかの世間体のためではなく、 
 自分自身の病苦の克服のためにこそ、まず人並みであることが有用たる。   
 アインシュタインみたいな超天才も、同時に自閉症系の病持ちでもあったせいで、 
 どんなに名声を博したところで苦悩を断ち切ることはできなかったというし。   
 何かの短所があった上での長所をどんなに伸ばした所で、 
 短所による苦しみをぬぐいさることはできないが故に、 
 欠点らしき欠点を持たない「真人」を志すことが、自分のためにこそ必要である。   
 もちろん、今さら人並みばかりを目指すのも癪だろうから、 
 人並みと同時に人並み以上をも目指せばいい。真人であると共に超人であることを。 
 狭く苦しい道のりだろうとも、志しを持ち続けることは誰も咎められはしないのだから。
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