「お役所のお仕事は本当にケチを付ける所がないか?」という問い自体に違和感がある。 
 この質問/疑問は、「お役所のお仕事はケチを付ける所がない」というのが前提(つまり、社会一般的にそう思われている)になっている。 
 これは、スレ主がたくさんの人の意見・見解を実際もしくはネット上で聞いたうえで、ほとんどの人が「役所の仕事はケチの付けようがない」と言っているという背景をうかがわせる。   
 が、そんな事あるのだろうか? 
 「お役所仕事」という言葉を調べればすぐわかるが、否定的意見の方が多い。 
 画一的で融通が利かない。もっと悪く言えば、「自分たちが面倒にならないようにするのが第一で、市民の言うことなどまともに聞く気が無い」ような意味でさえ使われる。 
 もちろん、12時になったとたんに「休憩中」の板を出して市民をシャットアウトするような露骨な対応は減ったものの、 
 いまだに「本当にお役所仕事は・・・」といえばイコール文句である。   
 役所の人には役所の人なりの苦労もあるだろうし、改善されつつあるのは確かだが、スレ主が思い込んでいるような 
 「役所の仕事はケチの付けようがない」などとは程遠い。   
 スレ主は何を勘違いして、こんな間違った前提に基いた質問をしているのか。 
 それともこれは、まだまだ不十分なお役所仕事を揶揄しているのだろうか。 
 だが、揶揄しているような印象は受けない。不思議だ。   
 これは想像だが、スレ主は自分よりも上位にある誰か一人(もしくは少人数)に、「役所の仕事はケチの付けようがないな」と言われて、 
 それがその人の実感的な感想なのか、単なる皮肉なのかはともかく、真に受けてしまったのではなかろうか。 
 そして、他の人とそれについて話す事も無く、またネットで簡単に調べる事もなく、スレ立てしてしまったのかもしれない。
 返信する