血盟団もまた、極端な格差拡大で庶民を苦しめていた政財界に対して、
「目には目を、歯には歯を」の論理でテロを仕掛けたんだから、全く関係ないなんてわけがない。
ただ、その先にあったのが暴力の連鎖の拡大による、より一層の軍国主義化。
>>6画6の四元義隆氏もそんなことが目的で事件を起こしたわけではなかったから、
出所後に226事件の一報を聞いた時には、浮かれ喜ぶ後輩たちを尻目に
「こんなことでは日本はダメになる」と嘆いたという。
政財界があんなにクズの集まりなんだから、俺らもそれに合わせてしまえば、
それが抑止力になって権力の自浄作用の獲得を助けるのではないかなどと思ってしまいがちだが、
そんなことも決してなく、クズにクズをぶつけた所で、どこまでいってもクズはクズのままである。
「世の中の悪い所はみんな他人のせい、良い所だけは自分たちのおかげ」というご都合脳を、
下手に責任を認めれば誅殺される恐怖も後押しとなって、より磐石化させて行くのみ。
にもかかわらず、「目には目を、歯には歯を」にあくまで望みを託そうと
思うのなら、それは人間の良心を買いかぶり過ぎな姿だといえる。
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