もう今の時代、人に優しくしない/されないことに慣れた人間が増えすぎた。
いざ優しくして人に気に入られようとなれば、
ブラック企業の面接にも受かるぐらい高いコミュ力や、
小型犬のように下卑た態度がいちいち要求される。
それが、あまりにも面倒くさくてウザいものだから、
もう嫌われるのでもかまわない、独りなら独りでかまわんと
決め込んでしまっている人間の、なんと多いこと。(俺を含め
人と付き合い親しみ合うことのハードルを、
そこまで無益に高める元凶となったのも、
動的没頭好みな陽キャどもの色目遣いに他ならぬ。
知能も技術も低い代わりに、人に気に入られるための巧言令色を
磨き上げることにだけは余念がない。確かにそれは本人にとっての
利口な生き方ではあるに違いなかろうが、それと同じぐらいの上っ面を
万人に強要して、できない者を見下すようなことにまでなれば、邪魔となるのみ。
その侵略的邪魔行為の犠牲者があまりにも多すぎるが故に、
結婚率の低下からの少子高齢化までをも招いている。
人が付き合うことのハードルをもっと下げて、「色目づかいなんか共に要らない」
という示し合わせの下に育まれる人間関係がもっと増えて行くように。
人間的調和のハードルを健全値にまで引き下げるためにも、
陽キャの社会的王座からの引き摺り下ろしが必須となるであろう。
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