
いくら精神医療の立場から、全ての精神疾患者を擁護するようなスタンスをひけらかそうとも、 
 世の中には厳然として個々の精神状態に基づく人格差別が存在し、 
 それに基づいて不当な冷遇や過度の厚遇を受けている人間がいることには変わりない。   
 この画で直接的な医療措置の対象となっているのも(1)と(5)だけであって、 
 (2)(3)(4)は健常者扱いだから診療の対象にもならないが、だからといって平等な扱いを 
 受けるわけでもなく、(4) ≫ (3) > (2) という徹底的なヒエラルキーが全国に敷かれている。   
 (4)でさえあれば金や権力や女も好き放題にできる一方、(2)や(3)であればその時点で外される。 
 なまじアスペルガーと診断されるほど重度の静的没頭癖な訳でもないから、 
 現代の精神医療に基づく擁護なども受けられず、単なるウスノロ扱いで下っ端に甘んじさせられる。   
 それで世の中がうまく回るというのならそれも仕方ないが、さにあらず。 
 調子者で人当たりは良くとも、不器用で無知で責任意識に欠ける者の多い(4)ばかりを 
 優遇した結果、ちゃんと世の中が傾いて日本も落日の一途を辿り続けている。   
 (2)と(4)の処遇を逆転までさせずとも、(4)を(2)並みの扱いに 
 引き摺り下ろして、(3)こそを人の花形に据え直すのでなければならぬ。 
 これは精神医療以上に、世の中が差し迫って必要としている選択である上に、  
>>35のような問題の抑制によって精神医療の問題をも解消し得るものである。   
 精神医療にまつわる話でもあるが、それだけの話でもない。 
 ここがまた話が噛み合わない一因にもなっていような。
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