>>1  断言するが、「売れない・壊せない空き家を有効利用する方法」はありません。 
 なぜ売れないかと言えば、その「空き家」は一定期間過ぎて老朽化し、そのまま利用するのはもちろん、強度確認に入るのさえ危険と言う代物が多いからです。 
 これはもう、まっとうな「建物」としては絶対に利用出来ません。   
 しかし、建物は安全基準を満たしておらず、危険は購入者の自己責任を前提とするなら、いくつかの方法が考えられます。   
 1、破壊目的で売る。 
   (道楽としての破壊、もしくは何か目的があっての破壊) 
 2、映画やドラマのセットとして売る。 
   (最終的に破壊してしまっても良いというメリット有) 
 3、土地(立地条件)セットで販売。 
   (土地自体は無価値にはならないので、土地購入時の条件として住居不能の上物付。その後の利用は自由)   
 土地の価値と上物を除去する解体費を比べて、後者が多ければ基本的に買い手はつきません。赤字になるから当然です。 
 しかし、例えば固定資産税を数年間売り手が負担するとすればどうでしょうか。 
 もしくは、行政が困っているなら、固定資産税を免除するという特例を作ればどうでしょうか。 
 そういう方法で、仮に差し引きゼロ(赤字にはならない)にでもなれば、解体費用を払ってでも買いたいという人は現れるでしょう。   
 空き家は行政や地域の悩みのタネなのですから、固定資産税免除ぐらいの特例を今後作る必要があると思います。 
 繰り返しますが、「空き家を利用」は出来ないでしょう。 
 利用できる空き家なら誰かがとっくに利用しているからです。
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