俺は、今の時代の学校などでの正規教育よりも、
古武芸やヨガのような非正規扱いの求道行為の教育姿勢のほうを
色々と見聞して来ているから、そちらのほうが多くを語れはするが。
非正規で責任性が低いからこそ、正規教育と比べれば、
教える・教わるという行為に自明な優越や屈辱を伴わせようとする風潮は少ない。
ただ、自分自身がまさに武芸やヨガの達人である黒田鉄山氏のような人間が
主催する道場のほうが、より理想的な師弟関係を構築できている一方で、
自分自身が武芸やヨガの紹介者に過ぎないような「職業講師」止まりの
人間が主催している教室では、そううまくいってないことがままある。
武芸の場合は特に、偉そうな師匠や、それをおだてあげる弟子といった、
>40が言ってるようなおべっか使いの関係を来していることがよくあるし、
ヨガの場合は女の生徒が多いから、逆に講師が生徒をおだて上げるような
サービス業然とした関係を呈している場合が多い。
それでも学ぶ人間は学び、有意義な成果も時には挙げるのだが。
質の悪い師弟関係で得ることのできるものには、やはり限度がある。
歴史的に偉大なと言えるほど大きな成果に結実するのはやはり、
ツーと言えばカーほどに意気投合ができた師弟関係に限れるし、
それを実現するのはやはり、上に書いたような理想的師弟関係においてである。
道場や教室の規模でいえば、ある程度小さい所に限られてもいる。
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