「もう消えたい」　62歳男性を襲う孤独

東京都在住の横田智史さん（仮名・62歳）は、大手印刷会社などを経て33歳で独立。
風俗専門の広告会社を設立するが、2020年に廃業した。

「ここ数年、もう消えたいって気分にしょっちゅう襲われるようになった。体も心も、毎日しんどい、ツラい」

約30年間、小さな広告代理店を経営してきたが、コロナ禍もあり2年前に廃業。
同じ頃、同年代の妻と離婚した。
貯金を取り崩しながら暮らす現在は酒浸りの生活に。

一般的な60代は定年による収入の急減と仕事の喪失が起こり、体力の急激な衰えを感じ、社会的に孤立しやすい。

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