>>41 全世界で知られるドラゴンボールを題材にしているが、この絵からは作者の意図が
まったく見えない。
立島裕子みたいな三流画家などが、これでもかといわんばかりのウザイ自意識を
絵に込めて必死にアーティストを演出するのとは正反対。
いろいろ考えたけど、これは自画像かもしれない。大人の身体をもった子供が描いた絵。
悟空はそのメタファーなのだ。マンガ好きな大人の身障が描いた絵だ。多分外人。
(左下にサインらしきものが見え、その上のオレンジにはDIAPER(おむつ) PALLと書かれている)
あれだけ強くたくましかったヒーロー悟空の凋落っぷりを示したいのなら、
きっとおむつにウンコとかつけてイヤそうな顔のご飯を書いたりするはず。
これは同人マンガでよく見られる手法。のび太としずかちゃんがセックするみたいな。
でもこの作者はそいうことしない。ドラゴンボールの世界を崩そうとしない。
子供が丁寧に塗ったような中途半端な色使い、微妙に狂ったパース。
床と壁面のあり得ないいセンスのファンシーさ。
明らかにアレ名な世界なのに作者の悪意が感じられないのは、作者が子供と同じ世界の
人間(=社会に組み込まれてない身障)だから。子供が何げなく描いた絵が、大人の
フィルターを通してみtら怖くなるのと一緒。作者にそのつもりはなくても、大人から
見たら崩壊寸前のDBの世界。それが不快の理由。
以上が明和の中でもかなりアーティスティックなセンス(=芸術的感性とでも言うもの)が高いアリファイトの評論だ。
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