表面上はF1復帰を否定しているトヨタだが、レクサスで復活の話題は今尚ヒートアップしている。
ウェブサイト『Club Lexus』は、トヨタがレクサスの名前で2014年シーズンのF1に復活すると報じている。
この情報は、同メディアがトヨタの幹部や内部関係者へのインタビューにより得たもので、
この動きは"ほぼ本決まり"だという。
トヨタは2002年から2009年までF1に参戦していたが、総合優勝を果たすことなく、
2009年の世界的な経済の低迷によりF1から撤退。
一方、レッドブル・レーシングとパートナー契約を結んでいるライバルのインフィニティは、
近年のチームの好成績により、成功を収めている。このことからもレクサスがレースの中心になり、
トヨタがサポートするという戦略も納得がいく。
また、パフォーマンスカーのメーカーであるレクサスと、
ハイブリッドカーの先駆者であるトヨタが組んでレースに参戦することで、
毎年変更されるF1のレギュレーションにも対応しやすくなる。
今後は、KERS(運動エネルギー回生システム)の最大放出エネルギーが60kWから120kWに容量を増加すると
いわれているが、ハイブリッドシステムを熟知しているトヨタにとって、こうした変更はまさに好都合といえる。
2014年からはエンジンが2.4リッターのV8から、ターボチャジャー付1.6リッターのV6エンジンに変更されることから、
現在、各チームが新エンジンの開発を急いでいる。
トヨタの復帰が早期に決まれれば、新エンジンの開発にも余裕を持って臨むことができるだろう。
今後の動向に注目したい。
http://jp.autoblog.com/2013/04/07/toyota-may-return-t...
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