ウランもその埋蔵量に限りが有る輸入燃料ですが、
原子力発電に伴う法的責任の免責が法によって担保され、
国庫からの数兆円もの補助金が垂れ流されている訳で、
電力会社にとっては原発の稼働のみが旨味のある商売なのです。
原発の運用ポテンシャルは無限ではなく、その実態は総じて有限であり、
コスト、リスク、環境負荷のすべてにおいて最も負担が高い。
使用済み燃料プールの空きが、すでに残り少ない。
「原発を新設しなければ原発を稼働できず、稼働基準を緩和すると、
廃炉をしなければならない原発と核のゴミが増える」これが日本の原発インフラの実態。
原発は旧世紀の負の遺産。
原発その物の科学的価値が、すでに有益とは言えない現実がある。
それが地球温暖化だ。
原発からの排熱は人類が出す最大規模のムダであり、環境破壊その物だ。
?を?で塗り固めても、その正当性を信じ込ませる事は出来ない。
原発の再稼働を語るよりも、節電技術の普及が最優先。
これを国是とするべき今現在の我が国においてもなお、
自民党信者は旧世紀型の大量消費社会への回顧ばかりだ。
地震列島の日本が抱えている原発の維持に伴うリスクは、他のどの国よりも高い。
米英仏露中は広大な領土を有する事が前提にある訳で、
それが日本が彼らとは同列に原発の維持や核兵器保有を語る事ができない物理的な限界の違いだ。
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