靴磨きの職業が激減したというよりも、靴磨き職人のレベル程を求める人が少なくなったということなんだろうね。
他のことにも言えるけど、「自分でやるのは面倒臭いし、職人ほどの出来じゃないけど、この程度でいいかな」っていうね。
でも、こういうことは何も靴磨きに限った話じゃないんだよね。
今は「少しの便利さを提供することで成り立つ商売 = 無くなっても深刻に困らない商売」がたくさんあるから、
その数や種類の分だけ、衰退や絶滅の可能性を孕んでいると思う。
それだけじゃない。
事務処理から営業・士業・製造業、政治・経営判断に至るまでコンピューター化することは可能だし、
「人が行わなきゃならない仕事」の代表格である接客や医療、介護でさえ、ある程度の代替は可能。
完全にコンピューター化されることは無いにしても、働く”人”の数は大幅に縮小できる。
業種や業態に合ったシステムを開発したり導入するまでは時間もお金もかかるから、
直ぐにどうこうってことは無いだろうけど、安泰の職業は殆ど無いんじゃないかな。
様々なものにコンピューター化が進み、労働者としての人が必要なくなると消費者もいなくなる。
「人口って何?生産活動って何?経済って何?」というレベルの話になって、全てが崩壊することになる。
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