●ローファット商品の流行
ローファット、ローコレステロールなど、飽和脂肪酸の摂取を減らすために
ローファット食品の開発、販売が進められた。
ローファットミルク、ローファットヨーグルト、ノーファットシリアルなどの商品が
スーパーに並ぶ。
ところが、ローファット商品というのは美味しさが乏しい。
脂質(油)というものはコクがあり、旨味があり美味しいものなのだ。
そこで、ローファットでも美味しく食べる為に、甘さを増した商品が多くなった。
つまり低脂肪にして高糖質に作られた商品が激増した。
そうする事で、低脂肪でも美味しく食べることができ、食べやすさが増したのだ。
ローファットシリアルには、チョコレートがたっぷりコーティングされた。
その結果…
心筋梗塞は減少し、国の政策は順調上手くいった…ように思えた。
ところが…「肥満」と「糖尿病」という新たな難題が生じることになった。
糖質を大量に使った商品をたくさん食べることで、肥満者、糖尿病患者が一気に増加し、
蔓延した。
ソフトドリンクなどのシロップは、2000年アメリカ人一人当たり毎日92gを消費、
甘味料全体の4割以上を占めている。
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