パキスタン
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041 2023/12/09(土) 18:12:17 ID:HXXzCBUfwc
グプタ朝
クシャーナ朝がササン朝
https://bbs58.meiwasuisan.com/world/1531005573/02... に押されて衰退した後、320年にガンジス川中流域に登場したグプタ朝は、ほぼインド全域の統一的な支配を回復するとともに、インド古典文化の黄金期を実現させた。その最も重要な要素がヒンドゥー教の定着である。ヒンドゥー教はインド古来のバラモン教から発達した、シヴァ神やヴィシュヌ神を信仰する多神教であり、この時代は仏教やジャイナ教も依然として保護されていたが、カースト制度と結びついたヒンドゥーの神々への信仰が再び盛んになり、全盛期のチャンドラグプタ2世(在位376年~414年)の宮廷でもバラモンが使っていたサンスクリット語が公用語とされていた。
古代インドでは宗教、文学、哲学にとどまらず、数学、天文学、医学、建築学などの分野の文献もサンスクリット語で書かれている。仏教やジャイナ教でもサンスクリット語と俗語が併用されていた。また南インドのドラヴィダ族も知識人はサンスクリットの読み書きはできたので、サンスクリット語は中世ヨーロッパのラテン語のように古代インド全域に通じる共通語であった。
玄奘や義浄がインドを自由に旅行できたのも、彼らがサンスクリット語を完全にマスターしていたからである。仏典を通してわが国にももたらされ、梵語つまり梵天(ブラフマー神)の言葉として僧たちの教養科目の一つとなった。日本の五十音図はサンスクリット語の文字表に起源するものである。
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