大和の46cm砲ってどこら辺がロストテクノロジーで


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196 2010/09/05(日) 02:20:09 ID:9.JMJ7Nj2s
>>195
どうだろうな。
資料が残っていると言っても、鍛圧延・熱処理や検査などの概要が
大まかに判明したに過ぎないし。もし、仮に46cm主砲の砲身を造るとしても、
施設、冶具工具と、それを扱う人的資源を整備しなきゃいけない。
鍛錬工場、均熱炉、石炭炉、穿孔工場、焼入れ工場、竪型発生ガス炊き炉、
竪型油槽、焼き戻し炉、仕上げ工場など、これでもほんの一部だ。
内筒打ち込みピット、ガンワイヤを巻く砲身工場、竪穴型焼嵌炉、
それぞれの作業場で、それなりの技能を持つ人間が作業に携わる必要がある。
作業の毎に検査も必要だし、完成すれば領収試験を行わなきゃいけない。
砲身だけでも、相当の準備が必要だろう。1年や2年でモノになるとは思えん。

そこまでやる労苦を先達の積み上げた研鑽に重ね合わせ、復刻できたことをもって
ロストでないと考えるか、現時点ではその見通しがつかないことをもってロストと
するか、だと思うがね。

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