>>251 うーん。
そもそも帝国海軍の駆逐艦は、特殊な用途を想定して造られている。
昼間に置ける主力艦(この場合、主砲撃担任艦)の支援と、夜間砲雷撃強襲だ。
極めて重装備だが、それは水上での砲雷撃用のモノであって、対潜戦闘を主眼
としたものではない。マトモな対潜能力を持つ駆逐艦の登場(丁型や松型)を
待たない限り、装備がないというのが実情だ。
(おまけに駆逐艦の運用思想まで変革する必要がある。日本海軍が「機雷戦」
重視から「対潜」"も"重視に切り替えたのは1944年以降。)
帝国海軍の対潜能力がこのようなお寒い事情だったのには、ちゃんと意味が
ある。帝国海軍は、海上護衛が「自分たちには無理」だと分かっていたからこ
そ、艦隊決戦やら暫減作戦に賭けていたのだろう。
あと、合衆国との戦いと外交・講和についてだけど。
「マーシャル沖で正面から決戦を行い、太平洋艦隊が敗れた。」
そういう仮定なら、アメリカの国民感情も史実とはまた違ったものになるかもね。
アジア、まあユーラシア全域を巻き込んだ聖戦というのも、建前上は良いけど・・・。
まあ、そんな建前を信じるのは隣組長さんくらいじゃないかな。
(南方作戦は、資源確保が本音であって、解放が目的なら1908年にオランダに宣
戦布告すべきだった。)
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