その4 
 撮影用レンズからの画像情報を得て撮影するという方向ですが、情報を得る方法 
 としてレフレックス機構が決定的だった時代の終焉が来ました。記録媒体が変化 
 したことに端を発します。記録媒体がフィルムから撮像素子へと変化する過程で 
 レフレックス機構を使わずに撮影用レンズからの画像情報を確認する方法が確立 
 されました。記録媒体へ記録するデータを生成するCCDやCMOSのデータを 
 液晶モニターに表示することによって確認するという方法です。一眼レフと同様 
 に記録媒体とは別の場所に画像情報を得ているとは言えませんが、撮影前の情報 
 を記録媒体と同様な形で確認しているのは同一です。(実はデジタル一眼カメラ 
 ではシャッターのタイムラグを除いては記録媒体上のデータをそのまま確認する 
 ことになります。理由は記録媒体が保持しているデータを直接見ているからです) 
 つまり、デジタル一眼レフカメラとデジタル一眼カメラでは目的達成の方法こそ 
 違いますがその1からその2で述べた、撮影用レンズからの画像情報を確認して 
 から撮影するという点で同じことになります。ということは、両者の差はレフと 
 いう言葉の差、レフレックス機構があるか否かということになります。   
 ここまではよろしいでしょうか。
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