うーん、よく知られた「イメージサークル」で意図を理解してもらおうとしたんだが…、
現行センサーによる投影光を結像させるうえでの構造的な問題点は説明した。
旧35mmレンズによる結像の周辺部では、光は受光面に対し直角に入射しない。
それでも非点収差やら色収差やら、いろいろと起こる問題は「レンズで修正」できた。
しかしセンサーの欠陥には対応できておらず、新たなレンズ設計が必要になった。
そこで、従来あらある技術として「テレセントリック光学」がとりあげられるんだが、
これはこれでカメラレンズとしては大問題がいくつかあって、
遠方の対象がうまく結像できない。ということが特に大問題だ。
どうしても「平行入射光領域」を大きくする必要があるんだ。
いちばんかんたんな解決方法はイメージサークルを大きくとる方法と同じ。
その中心部分、つまりセンサーのグリッドにケられても我慢できる程度の入射角範囲で受光する。
ということなんだが、
もの知り競争に閉塞するつもりは微塵もないんで、そこは得心してもらいたい。
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