で、何が問題なのか?といえば
ホリエモンがネット掲示板上で、手取り14万円の少なさを嘆き「日本終わってますよね?」の投稿に対して
「日本がおわってんじゃなくて『お前』がおわってんだよwww」と書いた。ここに集約されている。
日本は、非効率な労働集約産業に従事する人口が多過ぎるわけ。農業然り、製造業然り、サービス業然りで。
今の日本は「資本輸出」で喰っているわけだけど、底辺層がそれらの会社の清掃をするなどをして、
ある程度のキャッシュの流動性はあるのだけど、いま日本が一番稼いでる分野に直接的に貢献していない。
とどのつまり「そりゃぁ手取り14万円でもやむなしだろう」という連中が多い。
日本よりも一歩先に「資本輸出」で喰う状態になったイギリスが若年層の失業率でアップアップしているのと同じ構図。
国内に底辺層を養うような仕事がないんだよ。貿易収支だ、と話ではなくてね
日本は海外で膨大な額を稼いでいるから問題はないのだけれど、国内に居る底辺層を養えない。
つまりは手取り14万円程度の対価しか払えないような連中が沢山いる。
国内の底辺層を養うような仕事は非効率な労働集約産業しかないわけ。
それがなくなると手取り14万どころか大量の失業者が出て、生活保護などの社会保障費は嵩むは、年金は破たんするわで
大混乱が起きる。
概念や思想ではなく実在する一つの理想としては、ベネルクス3国などかな?
日本に置き換えると、報酬が安いから介護の仕事は忌避される、それだけの対価しか払えない人が多いから報酬も低くなる。
国民一人当たりの収入が増えると介護に対する対価も高額が払える、高額が払えると報酬も高額になる。
その高額な報酬を得た人は、逆に享受する側に回った時には高額な対価を払える。これが好循環。
直近の話として、とどのつまり「そりゃぁ手取り14万円でもやむなしだろう」という連中が多いから労働集約産業がないと
国内に居る底辺層を養えないわけだ。
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