>>13 没頭全般の話ではなく、とにかく活動を活発化させる系の没頭に限っての話なんだよ。
たとえば、一つの仕事をしっかりと丹念にこなすことと、
できる限り多くの仕事を手際よく短時間でこなすことの違い。
前者は職人、後者はサラリーマンなどに多いが、ここで取り扱うべきなのは後者。
前者も前者で、アスペルガー症候群的な社会不適合性が問題になることがあるが、
これは動きすぎではなく、ヒトトコロに止まり過ぎているが故に起こる問題。
いまこのスレで論じようとしていた問題とは真逆の問題だし、
非モテのオタク系に多い症状なので問題視もすでに年季が入っている。
没頭癖によって特殊な才能を開花させるのは主にこのアスペルガー系であって、
ADHD系の没頭が才能に結実するのとはまた違う。
ADHD系の天才でも、フェルプスとかそれなりに実例はあるが、
アスペルガー系と比べると少ない。なぜかというと、体育会系のスポーツマンとか
有能なビジネスマンとかが、多動による没頭の能力者であることを
「健常者の能力者」として普通に評価されている場合が多いから。
アスペルガー系の没頭を精神障害ゆえのものと診るのなら、
ADHD系の没頭もまた同様に扱うべきなのだが、実際はそうなってはいない。
ここが不公平なところで、ADHD系に十分な病識を持たせていないことが、
傍若無人による社会への迷惑を肥大化させて、諸々の軋轢を生んでいるように思う。
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